ホテルの朝食

4連休のイースター休暇が終わったばかりのドイツです。今回は南ドイツを旅してきました。ミュンヘンまで飛行機で1時間、そこからレンタカーでノイシュバン・シュタイン城をはじめ、様々なお城や湖や町を観光しました。アルプスの山並み、街道沿いの大きくて窓がたくさんある美しい家、アルプスの少女ハイジがいそうな村・・・ミュンヘン空港からノイシュバン・シュタイン城のあるフッセンまで、またオーストリア国境近くのアルペン街道のドライブがオススメです。到着した日はあいにくの雨。。しかし夕方にはどんどん晴れてきて、雲でグレーだった空に現れた山の大きさに思わず感動してしまいました。デュッセルドルフには山がないので、久しぶりに山を見たような気がします。

旅行の楽しみの一つは、ホテルの朝食です。朝きちんと身支度して、背筋をピンと伸ばして食べる朝食は非日常な感じがしてとても好きなのですが、もう一つの密かな楽しみは人間観察。どうも、パンやゆで卵の食べ方が日本とは(いや、私とは?)違う気がして、目立たないようにキョロキョロしながらヨーロッパの人たちの朝食スタイルを見させてもらってます。ビュッフェ形式の朝食が多い中、今回宿泊したホテルはどこも各テーブルにセットされるタイプでした。アフタヌーンティーのように三段のお皿にチーズやハムをのせたり、銀製のポットも素敵でした。

ミュンヘンにある「Hotel Opera」。アンティーク家具が素敵なホテル。 街の中心部にあるのに静かでオススメですよ。まずはパンですが、ドイツでよく見かける丸いパン。日本では小型パンをちぎってバターやジャムをつけて食べていました。でも、ちぎって食べる人はいないのです!!ちぎって食べるのはお行儀がよくないことだとドイツ語の先生も言ってました。席についたら、まずはじめにナイフでパンを半分にし、そこにバターを塗り(かなり多めに)、チーズやハム、またはジャムを塗って手のひらにパンをのせ、手のひらが上になるようにして口へ運びます。パンをちぎったり、食いちぎったり、丸ごと手でつかむことは決してないようです。

次にゆで卵ですが、陶器だったりプラスチックだったりしますが、ゆで卵にはエッグ・スタンドが付き物です。(最近では面倒なので自宅では毎日使わないという人も多いそうです)ゆで卵をエッグ・スタンドにセットし、テーブルの角や頭で割ったりせず(笑)、スプーンでコンコンと卵を割り、手で半分くらい殻をはがし、あとはスプーンですくって食べます。卵の殻はお皿に置きますが、あるホテルで見かけたおばあさんは、殻をむきながらエッグ・スタンドの中に殻を入れてました。

スプーンですくって食べることが、プリンやデザートを食べているようで、ちょっと嬉しい気分になれます。気に入ったエッグ・スタンドに出会ったら、絶対買おう!と思ってます。市場やカフェなどで売ってるゆで卵は、殻が着色されていて、ピンク・緑・黄色・・など、とてもカラフルです。生卵と区別するためでしょうか?

「Hotel Opera」の朝食写真にあるカラフルな卵。ちょうどイースター期間だったので、特別にイースターの象徴でもある羊のバターケーキと一緒に頂きました。


ちょっと雑ですみません。。

こちらのホテルでは、もう一つのイースターの象徴であるウサギのチョコが付いてきました。先日知り合ったドイツ人のご家族に週末の過ごし方を聞いてみました。土曜日に市場で新鮮な野菜や肉を買い、庭や窓の掃除を。日曜日は家族揃ってきちんとしたスタイルで朝食を取り、午後はみんなで一週間あった出来事や子供のことを話しながら近くの公園やライン川沿いを散歩するそうです。以前ブログにも書きましたが、ドイツの日曜日はお店がほとんどクローズしてしまうので、家でゆっくりするか、散歩するしかすることがないのです。日曜日によく見かける光景として、家族5~6人でライン川をひたすら歩く姿、カップルや友達でおしゃべりしながらひたすら歩く姿。みんなどこへ向かってるの?と思っておりましたが、日曜日の散歩はコミュニケーションの一つだったのですね。

家族との時間を大切にする、家や庭をきれいに飾る(通りに面している家でも、カーテンやブラインドを閉めず、あえて中が見えるようにしてます)、そしておしゃべりが一番のご馳走。シンプルで豊かな暮らしを目の当たりにして、私の目標とする質素な中にも華がある生活がここにもあるな~と感じています。朝食をきちんと取ること、エッグ・スタンドのような雰囲気を盛り上げてくれるグッズを揃えることも生活のささやかな楽しみとなるのでしょうね。

今回でオハナブログは最後ですが、今まで読んでくださった皆様ありがとうございます。日常の様々なことを文章にするのって、とても難しいことでしたが何かを感じること、掘り下げていくことって意識しないとやらないことで日々注意深くあることで、様々な発見があるものだなと思いました。そうゆう意味で、オハナブログの存在はとても大きかったです。そして、私にとって「makana」も大切な存在。さよちゃんが紹介してくれる人や物にどれだけ励まされたり、視野が広がったり、発見があったことでしょう。どうもありがとう。これからも「makana」を応援していきます。